うらないをしんじるな

フィッシュマンズトリビュート(賛否両論あるだろうけど、俺は12曲中6曲はアタリだったんでアリ)を聴きながら、過ぎた日のことを考え、夕暮れ時の横から刺す太陽を見つめる。街と音楽が絡まり合って思い出ばかり浮かんでくる。


昼下がり、てっぺんを過ぎた太陽が照らすベッドに寝転んで、煙草の煙の行く先を見遣る。火のついた燃え口からシアンがかった濃い煙が流れ出し、俺の吐く薄い煙に混じる。空に浮かぶマーブル模様は複雑に絡まり合って、俺は煙が消える瞬間に気付かない。スピーカーから鳴る張りつめたギターの音が消える瞬間に気付かない。誰もいなくなった部屋の、その寂しさにすら気付かない。日曜日の気怠さが、好きだったことを思い出した。


今日はジャニスに行って、池袋行って友達に愛、ジュンクに行ってきました。多すぎる量のラーメンを残し、気持ちが悪くなったので、コーヒーを飲んだりしながら、2年後あたりに笑えるだろう話をしました。楽器をやらなきゃ死ねるね。