らぶのーと

髪を切ろうと街へ出て、美容院の前まで来たけどなんか急にめんどくさいというか美容院という場へ行くのが精神的にキツくてヤメ。そのままぶらりと街を歩いて、たまにいくベローチェでコーヒーを飲んでいたら、壁にかかっていたブラジルの時間を表す時計を見つけて、2時間先の世界にいる人のことを思い出し、かなりキツいことになる。そろそろ8ヶ月が経とうとしていて、今はあの頃だったら待ちに待っていた季節なんだなぁとか考えていたら、居ても立っても身も蓋も背に腹も何もかも無くなって、際限なく沈む予感がしたので、SOSを発信。こういうときに見事に受信してくれるから、ヤツはいかしたガイだよ。多いに救われたりしている。
んでもって、池袋に向かい、タワーレコードジュンクと回るが、つまらない感傷に包まれている僕には拷問みたいなものだった。ホテルに囲まれた公園のブランコは消えており、あのまま一人でそこにいれば、笑い方すら忘れそうだった。そんななかヤツがヌボっと現れ、連れ立って甚六亭に久々に行く。修行をしているから18時閉店だったはずが、変わらない味に、やはり救われる。この街に誰もいなくなっても、きっとこうしてたまに来るから、そしたらジンロクの味はそのときもまだ変わってなければいい。


そいつん家で塊魂をやって酔って、攻殻の2ndを見て、*2*2を思い出して、好きだったのになぜか付き合わなかった女の子の話をして、そういう子の面影を実は求めていたりするのではないかという仮説を立て、別に立証せず、ラブノートを拾ってキューピッドの目を貰うとちんこが1/2の大きさになるという設定を作って寝る。いつのまにかにじり寄っていた鬱も消えた。そんなもんだ。