さいなら2004

年末とか年始とか誰が決めた!?みたいなヤサグレた気分にもなるような年の暮れも明け。それでも気になるのは見た目。したっけ、言ってもない言葉の責任なら知らんね。おらぁいちぬけた。ってのはわがままなのかな。さぁねと言葉を宙に投げ、痛いほど冷たい指先を揉む。痛いほど冷たくなった心はどうしたら暖まるのやらと放った言葉拾うのも億劫だ。張り付いた嘘笑顔平気で剥がす。言いたいこと色々あっても飲み込む。たまに鉄色の固まりで吐き出す。少しずつ固くなる固くなる。暖かく甘いもの食べて笑えればいいよ。開けて愛でたい誰かの心。今日も誰かに会いたくなるよ。