講談社「月刊少年シリウス」創刊

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050525bk08.htm

シリウス」の指吸(ゆびすい)孝一編集長はこう語る。中学生がメーン読者という同誌は、ある意味実に欲張りな漫画誌だ。「基本はファンタジー漫画+ライトノベル。漫画も小説も両方読む、活字好きな男の子、女の子を意識しています」。中・高校生に人気の作家、西尾維新あさのあつこの新作小説を別冊付録にし、本誌では、あさの、はやみねかおる田中芳樹の小説を漫画化。自社の青い鳥文庫講談社ノベルスなどの文芸資産を最大限に生かす狙いだ。

ということです。「ゆびすい」って名前にツッコみたいという気持ちをひとまず置いといて、個人的には、講談社マンガ=泥臭いっていうイメージからどこまで抜け出ることができるか、って部分に注目してます。この記事の中では「少年」って付けた方が女の子にも読まれやすいって言ってるんだけど、「少年」も「少女」も付けないより、「少年」って付けた方が女の子が読むって踏んでるのかな。それとも「何も付けないと男の子が『女』向けだと感じて避ける」と予想しているんだろうか。後者っぽいな。越境する女子に閉じる男子っていうワケですか。でも、これは作品としての善し悪しっていうよりは、単純に習慣の問題って気もする。かくいうオレも少女マンガ雑誌は買えない。かろうじてフィールヤングってところでしょうか。クッキーとかは単行本では結構読んでんだけどねぇ。っていうか、この月刊少年シリウスってポジション的にはどことバッティングするんだろう。スクエニ周辺かな。