まちすきなまち

ああ、渋谷はだるい。渋谷じゃなきゃダメって人もいれば、渋谷だけは嫌って人もいるってんだから、渋谷ってのはそれだけでかい存在ってことですか。知らねーよ、オレは好かん。夏の渋谷はキチガイじみた混みっぷりで、半袖から露出した素肌に他人(当然、男)の素肌が密着、さらにじっとりかいた汗で接着するよなスクランブル交差点。馴染まんし馴染めん。三ヶ月に一度くらいにしときたい。とにかく、渋谷が大好きだと言う人と友達になれた記憶がない。そんなイデアルな街。


なんてことを渋谷に行く度に吐き出してしまう自分は何かが過剰なんだ。ちなみに地元を抜いた好きな街ランキングをつけるとすれば、一位秋葉原、二位吉祥寺、三位神保町。これだけでオレがどんな人間か、わかってしまうような気がするな。好きな街ランキングはきっと今後も変動するだろうし、そうでなきゃならんとは思うが、今はそんな感じなんだ。好きと言える街を増やしたい。


ってなわけで、前置きが長くなりましたが、今日はこのイベントに行ってきました。結局、一人で行ったんだけど、結果として良かった気がするなぁ。知り合いが隣にいたら、気が散って音を楽しめなかったと思う。音の周波を拾って楽しむようなマイクロなイベントだった。オレは良かったよ、としか言いようがねーな。自分以外の人がどういう風に音を楽しんでるのかわかんねーっす。つくづく、オレは音楽を語る言葉を持ってないな。自分の中で、音楽っていうのは、あまりにもパーソナルなものだわ。


そういう意味ではリズムってわかりやすいな。みんな乗ってれば一様に動くもん。そういや、音楽あんま聞かない友達に「『リズムはファシズムに通じる』って話、どう思う?」って聞いたら、普通に「はぁ?」って言われた。そんなもんだ。


別な話、オレの考える知り合いを誘いづらいイベント3種の神器ってマイクロ、ノイズ、フリーなんけど、自分としては座って聞けるならマイクロが一番好きかなぁ。立ってマイクロはキツい。経験はないが、多分、寝てマイクロは最高に気持ちいい。ノイズは気分次第、フリーだけはどうも苦手。


なんの話だかわかんなくなってきたけど、なんでもいいや。なんでもいいついでに、今日のイベントでは意識が3回ほど飛びました。高音に引っ張られたんだけど、あれは眠ってたんだろうか。


次は、なんか踊りたい。もうドロドロになるまで。




で、結局、何の話だっけ。


秋葉原大好きって話か。