じょびじょ

バケツに水がたまったらひっくり返すみたいな雨が降る日だ。窓を開けて雨の音を聞くのが好きなんだけど、今日の音はしとしととかじゃなくてじゅうじゅう。じゅうじゅうざざーびちじゅうどろろびちじゅうじゅうごばっごばるばごどずじばばーんじゅうじゅうざざうびちっ。そんで、また空で水がたまるのを待っている。


こないだ挙げたContinueとPopular Scienceの両方とも秋葉原特集で、どちらも切り口は違えど、秋葉原初心者に向けた内容で、あんま得られるものが少なかった。こういうことだから雑誌の役目は終わったなんて話も出てくるんだろうな。雑誌の特集は基本的に、「今まで多少興味はあったんだけど、よくは知らない」くらいのジャンルの方が楽しめるし、そういう方向じゃないと、これからは無理っぽいな。こっちから求めるってよりも、向こうから押し付けてくるくらいの勢いで。つまり「コレは絶対面白いから」って思うものを増やしとけってことで、それが武器になっていくってことだ。それが、世間様と少しはリンクしてろってことだ。


現実世界でモテたがりのオタクってパイは、どんなもんなんだろうか。っていうか、オタクって言葉が差す対象が一時期に較べれば明らかに拡張していて、もしくは薄まっていて、世の中は体育会系、ヤンキーギャル、オタク、パンピーくらいにしか分れないんじゃないかって気になってる。これにモテ・非モテのベクトルを加えて、ハイ若者の出来上がり。この領域を越境することの難しさよ。


なんだか、明朝は活字っぽくて慣れない感じだけど、しばらくはこれでやってみる。アンテナの方の色合いは我ながらすげー好み。こっちはちょっと白が多いなぁ。