くれるひ

ものすごい勢いで、しかもかなりアバウトに健康を診断された。あれはさながらジェットコースターのようなものだ。今のとこ血液以外は良好らしい。血液でなんか見つかったら嫌だな。


モスでマスタードチキン。モスはチキンしか食う気がしない。


渋谷で映画。メゾン・ド・ヒミコ。見終わってすぐの自分のメモ書きによると

  1. 白と黒の衣装の対比は異なる世界に属すこと、分かり合えないことを示す。車の前の春彦と細川、喪服の沙織と春彦。ラストのマスクも。それを外すこと。
  2. 若さと老い、もしくは性と死の対比。海辺の水遊びのあとに卒倒。細川専務の水を飲む姿のあとの吐血。
  3. 前半は気持ちの動き(表情)を見せない構図。やっぱり卑弥呼は逆光。春彦の顔がアップで映ったのは登場後しばらく後。
  4. 祝祭としての踊り。超越的な部分。ゲイは踊るもの。
  5. 沙織は結局一人。赦せなかった←立場→春彦が細川を羨む。赦しのないままの救い。
  6. 「投げる」という行為の疎外性。

なんて書いてありますね。なんのこっちゃ。あのね、映画館で一回見て全部がわかる映画じゃないってことかと。あと、踊るシーンが「恋の門」とはエラい違い。こっちの踊りには必然性があった。結局、だから俺も踊るんだ。今年見た映画では「カナリア」に次ぐ面白さでした。


そんで、地元に戻ったら、夕焼けがとても綺麗で、雲も綺麗で、どんどん形が変わって行ってしまうので、写真を20秒に一回くらいのペースで撮りながら家に帰る。気が付くと、iPodからはFishmans"Weather Report"が流れてて、完璧な情景だった。