2005-02-17から1日間の記事一覧

「ネバーランド」恩田陸

おもしろかったでーす。なんか秋重学あたりが描いてそうな世界観。たぶん作者的には毒をまぶしてるつもりなんだろうけど、過激な話に慣れた僕たちには苦いくらいにしか感じない。でも、その苦さがちょうど良い感じ。そう、爽やかなんだよ。すげー。フリスク…

「となり町戦争」三崎亜紀

ああーなんかバトルロワイヤル思い出しちゃったよ。町興しとして自治体が戦争をするってのは、ギリギリ思いつかない感じで良かった。けど、登場人物誰一人として、全然共感できませんでした。なんつーか、もっとイケるだろうって感じでもったいない。主人公…

「サウンドトラック」古川日出雄

ああーなんか村上龍思い出しちゃったよ。かなりカッコつけた文体で正直あんま好きじゃない感じ。お話もそんな面白いとは思いませんでした。なんつーか、角川のマンガっぽい話ですね。大塚栄志とか?いや、世界観とか雰囲気を楽しむもんなんでしょうなぁ。序…

「オーデュポンの祈り」伊坂幸太郎

ああ、この人は巧いね。キレーに伏線張ってキレーに回収された。まぁ、なんつーか物語そのものよりも伏線を楽しむ感じもしたけど。なんか、感情があんまない印象があるな。クールですか。なんにせよ、もう2作くらい読まないとわからん。

「六番目のサヨコ」恩田陸

こっちのが面白かったです。とにかく、仕掛けがよかった。キャラクターは少し紋切り型だけど、ちゃんと動いてるし、なんつーか映像化したくなる気持ちもわかるね。ドラマの方も見てみたくなった。恩田陸、もうちょっと読んでみよう。

「流星ワゴン」重松清

いつもと同じな気がする。なんでコレが本の雑誌で一位なんだろう。いや、面白くないわけじゃないよ。でも、サプライズはないなぁ。面白くなくはなかったけど、中盤から結構読むのがダルかったってことは面白くはなかったってことか。子供ができたらもう一度…

I'm Not a Gun "Our Lives on Wednesdays" from CCO

ジョン・テジャダと日本人の2人組。日本人の名前は覚えてないのに「ジョン・テジャダ」って名前は覚えてる。「テジャダ」ってなにか妙な響きが印象的。コレはセカンドでファーストは聞いたことあるようなないような。ジュクジュクした電子音(多分、サンプ…

わらったものがちなら

1万字レポート、題材は決まっているものの内容がなかなか決められない。というか、こういうのって書き始めちゃえば書かなきゃ仕方ないからなんとかなるんだけどさ。でも、今回は少し頑張ろうと思ってただけに、先にスジを決めときたかったんだよなぁ。結論…