白戸三平「カムイ伝」日記

現在、8巻まで読みました。正直、「赤い」匂いが強くなってる気もしますが、依然、貪り読むほど面白い。物語に溺れる。まさに、耽溺であります。まだまだ、この後に「カムイ外伝」も控えているのですから!「カムイ伝2部」を買おうか買うまいかを現在、悩んでおります。ラディカリズムとしての赤は、そのイメージは別として、理論としては成立している。貧困をどうするかは未だに世界的な問題だ。グローバリゼーションと名を変えた資本主義に歯止めは効かない。かつて、正義感が強く、頭の良い人はたびたびマルキシズムに陥ってきた。しかし、今となっては、マルキシズムにすら陥ることができない。そして、多くの人は個人主義に陥る。そして、世界を遥か遠くから覗き見る。俺は正助になりたいよ。又吉ではなくね。