がんばれん

「がんばれ」という言葉を巡るままならなさというものを感じたことはないかい?鬱病だなんだって人に「がんばれ」というのは毒だ、なんていう言説が一般化したのはいつの頃からだったかよくわからないけど、おそらく90年代の後半だったと思う。そして、そういう言説が浸透すればするほど、どうやら「『がんばれ』と気軽に口に出すヤツはデリカシーのないヤツ」として認識される風潮が生まれたらしい。10人に1人は精神病と言われるこの時代、とかく人に「がんばれ」と言いにくい状況が作られている。しかし、それでも僕たちには、なにかに必死になってしがみついていたり、踏ん張っていたり、歯を食いしばっていたりする人を見たときに、言いたくなる言葉ときたら「がんばれ」しかないんだよね。誰かが、早いところ「がんばれ」に変わる言葉を発明してくれなきゃどうしようもない。


余談だけど、精神的に厳しい人ってのは、この「がんばれ」という言葉の中にある絶対的な頑張りと相対的な頑張りの両面を満たそうとするから厳しいんだろうね。実際は「がんばれ」に絶対的な頑張り基準なんてものは存在しないと思う。




このところ、身の回りで心の体調を崩してる人がちらほらと見受けられて、これは冬のせいで、歳のせいで、結局、気のせいだな、と。いや、シャレじゃなくて。そんな方々を尻目に僕は順調に不安を感じたり感じなかったりしてる。何も無いとヒマ、何かあると不安、ってアホらしいけどね。


「鉱石・鉱物・宝石図鑑」と「珈琲と紅茶大図鑑」が欲しい。そんで誰かに「ラップの始め方」という本を贈り物にしてあげたい。なんだかんだ言って、いまだにヴィレッジで楽しめている。お茶の水のヴィレッジは夜はガラガラだからとても良い。ラクーアにあるとウワサのビレジはまだあるのだろうか。


散歩の達人の面白さがビンビン来てるんだけど、もう今、読んで無い本が50冊くらいあるので、この家が埋まるような大地震が来て1ヶ月閉じ込められないものだろうか。読んでない本を早く読みたいですよ!しょうがないから、今度、読んで無い本リストを作ろう。