まぢかまじか

あー、なんか色々あったなぁ。5月。そんであっという間に終わりだなぁ。というリアルな感想。なんかいろんなものにツッコんでばかりいた気がするんですけど、今週で研修も終わりということで、現在は会社にツッコんでいます。結構、古くてデカい会社なだけあって、人も機械も含めて、システム面での老朽化がヒドいです。僕の戦場はそんなところです。こんなところでこんなこと言っても仕方ないのだけれど、役員レベルの頭が古いと現場にはこんな不具合が寄せられるとは、な感じ。とは言っても、別に腐ってるんじゃなくて、あ、会社が腐ってるとかじゃなくて、僕がね、腐ってはいなくて、ある程度良いと評価されて、普通なら事業化の目処が立つようなものが作れたなら、わかってくれるところはわかってくれるということもわかっているわけで、それなら何も、上にだけ向けて仕事するわけでなしに、自分がやるべきことを我慢せず、戦略的にやるだけってこと自体は、何ら変わりが無いのですよね。現場にいるオジサマ方は疲れ果てて、若者に託しまくりで、上にいるオジサマ方は古くて固いのだから、どこまで通じるかわからないけど、まぁ、そういうことなら若い者同士協力して頑張ろうって思ったりしてます。こんな風にこれから先のことをゆっくりと考えられただけで、この長ったらしいと思っていた研修期間も全然無駄じゃなかったなぁ、なんて今さらながら。とりあえず、来週からは机とPCと名刺に一行が、僕に。

エイ出版、Real Designが月刊化

http://www.sideriver.com/ec/html/item/001/004/item3581.html
ということで、若干気になっていたエイのReal Designが今月から定期刊化した様子です。といってもMookのころと方法論的にはあまり変わっていなくて、今月号の巻頭特集は「今すぐ欲しい仕事道具」と、季節感があるんだかないんだか。連載も始まってはいるんだけど、コラム的内容なこともあって、基本的にはいつも通りのエイメソッドで、なんだか華々しさや新鮮みには欠ける印象。そんなわけでか200P4cで880円という価格の創刊号であるにも関わらず入広は少なめ。


とは言っても、発売日が被ることもあって直接的なライバル誌と思われるmonoマガジンが、もはや完全に特集主義の雑誌となっていて「日常的に『使える』コダワリ乃至オシャレ系モノ雑誌」がちょうど隙間だったこともあり、受け入れられる余地はあるかとも思われます。実際に誌面を見ると、これまでのエイのモノ系やら趣味系やらの蓄積されたノウハウやコンテンツを活かせるような作りになっていて、商品写真やら情報やらの二次使用で原価を下げようという意思も見られ、ひょっとしたら、エイ出版としては各種のジャンルの雑誌のハブ的な存在としてもこの雑誌を活用しようと考えてるのかも知れません。ですがまぁ、きっとそれは考え過ぎで、おそらくは入広が安定するまでのつなぎとして用いているのでしょう。創刊号に入っている広告やソニーヨイショ&ケータイを扱っている記事の感じからは。露骨にナショナルクライアントを欲しがっている様子が伺え、それなりにメジャー指向があるように感じられるので、三号目以降の入広具合に要注目と思われます。


正直、自分のところのアレがもろ被りで影響を受けるとは言いませんが、今後の戦略には何らかのソレがあるかな、という印象です。というか、リアルさんは正直言ってしまうと、モノ系ではさすがに手慣れた感じがあるのですが、デジモノの扱いが微妙すぎて、この先どうも厳しい気がするので、逆の意味で影響がありそうだと今の段階では考えています。

ふゆごえ

ひさびさにPOPを書いたりしたんだけど、あれは言うならば愛の告白みたいなもので、なんどやってもそれなりに恥ずかしかったりする。こんなことで、キャッチが書けるか!と己の尻を叩く。創作物なんて排泄物のようなものと言ってしまう人は、きっと恥ずかしがり屋なのだと、ふと思った。

仕事

うん、まぁ、僕は今、新宿の某書店で研修しているんだけど、それで先日、そこでサイン会があったんだよ。まぁ、サイン会って言ってもさ、ほら、そんなに大きな規模じゃなくてさ、熱心なファンの人しかこないようなものだったんだ。それでさ、その日は2つの別のサイン会があってさ。1つめの方は、本当に知名度もないような人だったんだけど、それだけにとてもみんな仲良さげな感じでさ。待っている間にお客さん同士で仲良くなっちゃったりするようなものでさ、それで、みんなとても楽しそうで、僕は、それを見ていて、とても良いなぁって思ったんだ。とても良いなぁって。


だけどさ、2つめの方が問題で、いや、問題だったのは著者やお客さんじゃなくてさ、本を出してる側の人間だったんだけど。というのはね、サイン会ってさ、やっぱり人が少ないと本屋的にも出版社的にも体面が悪いらしくてさ、僕はそういうの馬鹿らしいって思うんだけどさ、でもまぁ、確かにサイン会しますっていうのに、ガラガラじゃ、著者の人も傷つくと思うし、そういう点でケアをするのは大切なのかなってのは分かるんだ。でもさ、それもやりかたがあるじゃない。2つめの方の本を出していたのは、某出版社、えっとまぁ、こんなこと言うのも悪いんだけど、ヒットした本の真似ばかりしてるって印象のあるような、しょぼくれたところだよ。あ、これはそういうことがおこったあとの僕のイメージだから、必要以上に悪いイメージで書いていると思うし、そのへんはさっぴいて聞いて欲しいんだけど。


そうだった。やりかたの話だったね。その某出版社がさ、列に並ぶ人間が少ないってんで、10人くらい連れてきてる社員を並ばせたのさ。ここまではすげえよくある話で、僕は、その行為自体をどうこう言おうってつもりはないんだ。そうじゃなくてさ、列に並んでいる人って、さっきも言ったように、その著者の熱狂的なファンなわけじゃない。それこそ、著者と握手して、少し話して、それだけで感動して泣いてしまうくらいに。そういうファンてスゴイ大事な存在じゃないか。僕たちはそういうなにかを好きだっていう気持ちを、ご飯に変えさせてもらっているみたいなものじゃない。


それなのに、その某出版社のヤツラは、タダでさえそうした熱心なファンとは見た目的にも結構違って、列に混じったら浮いてしまうようなものなのに、そういうこと全然気にしないで、自分達が楽しくなればいいやっていうような話をギャーギャーするわで、周囲の人の気持ちを大切にしようっていう心構えが微塵もなくてさ。結局、その場にいた人みんなに、あぁ、この著者のサイン会は人が少ないだろうからって並んでたんだなってバレバレで、少なからず、ファンの人をがっかりさせやがったんだよ。


はっきり言わせてもらうけど、そんなんだから、お前のところはいつまでたっても三流なんだよ。このドサンピンが。なにがワンコインだ。絶対にお前のとこの本は買わねえからな。

わだかまる

ケンカするのって難しい。いや、ケンカするのが難しい相手ってのがいて、それはたぶん、その人自体の特性というより、ケンカするのが難しい関係性がいつの間にか出来上がってしまったためにおこることなんだ。口ゲンカというものは、要するに、互いが普段かけている遠慮リミッターを解除して、言いたいことを言い合う場であって、僕はそれって結構大事なことだなって思う。というか、これはアレだ。定義が逆だな。言いたいことを言い合う場の多くは普通、ケンカと呼ばれます。だから、僕は言いたいことを言い合えるなら、別にそれがケンカじゃなくても良い。それで、そういう場を築いていくのは、怒るとか赦すとか謝るとかそういうものの積み重ねであったり、もしくは油断であったり、過信であったり。全ての悲しみは赦せないことだったり。赦せることが赦せなくなることだったり。わだかまりを融かすものを。


僕は、今まで気付かない振りをしていたかも知れないけど、今日は昨日と繋がってる。未来はいつだって期待してしまうけど、過去が思い出に変わるにはまだ早過ぎる。これもまた、ただの解釈でしかない。日常と非日常に橋をかけたい。別になにかあったわけじゃない。気持ちの問題で、それはつまり、全部、気分だ。


短期的なモードを気分といい、中期的なモードを気持ちといい、長期的なモードを愛というなら、それはとても、結局のところ、それはとても、すてきなことだ。と思いたい。


罪悪感は自分で飲み込め。汚名は着ろ。それが自分のやったことなら、もはや言葉では何も変わりはしないのだから。だから、僕は、この毎日を、この毎日をなんとかしていこうって思って、思っては胸に刻み込んでばかりだ。おかげで、すっかり削れて、削られて、ひょっとして、形が変わってしまったのではないか、って、ふと、思った。バカな。


仕事は辛いですか?ノー。これはアレだ、コーヒーみたいなものさ。どうせなら、冷めさせたくはない。


本当に何も変わってなくて、誰かに何か言うような変化もなくて、それでも、ちょっとした動きとかブレがあったりするから、僕は、言葉で、文字で、埋めるための土砂を掘る。うずたかく、わだかまる。

すなおさ

はい、どうも。ただいま、絶賛書店研修中でして、なぜかかつてやっていたバイトのようなことを今、再びやってます。そんで、明日とかフェアの企画出しをせねばならなくて、客層も売れ方もよくわからん段階でフェア企画とか辛過ぎるんだけど、まぁとりあえず堅いベタ・自分好み・チャレンジングの三種を取り揃えてみたから、先方のご意見でも伺おう的ポジショニング。


ゴールデンウィークは河原で昼寝してました。最高。


前から言っていたKonicaのレコーダーを買ったんだけど、試し撮りは済ましたものの現像が間に合わなくて初期返品猶予が切れました。怖いよう。レコーダーの色は赤で、どうやらあの妙な形はカメラ的圧迫感が稀薄なようで、比較的周囲の受けがいいです。ってか、「なにそのデカいの!?」とか言われるんですけど、あれは20年前の当時は一応コンパクトな方だったはずなのに。


カズオイシグロの文庫「わたしたちが孤児だったころ」最高。新刊も早く読むようにしたい。


ターゲットメディアねぇ。Web 二.0よりは好ましい。


出版営業部の人らとこのところ数回飲んでるんだけど、業務内容は結構嫌いじゃないんだけど、あの体育会系な空気は絶対に内側に入りたくない。なにが悲しくて、あーつかえないなぁーって新入社員に思われるようなおじサマにへつらわねばならんのだ。あとは、なんのケレンもなく「良い本ってのは売れる本のこと」って言えるようになるには、いろいろと割り切れないものが、まだ多すぎるんだ。笑顔とか。せめて一呼吸置いてくれ。まぁ、雑誌なら彼ら自身言っているようにほとんど関わりのない部署らしいのが救い。ってそれでいいのかよ。いやいや、社風までは手に負えませんて。


新人は素直で一所懸命なのが売りです。わははは。

ありえないじょうけい

たとえば、たりなかったこととかきもちとか、そういうのが、あそこにいけば、また。まだ。


もう25だし、が、もう25なのに、に変わるなんて、なんてすてきなひととき。


また、あやまりたい人が増えて、苦くて、青くないのに苦いのは、取り返せるのだろうか。


本当は、褒めてやりたかったくらいだ。




ということで、大型連休ですよ。そんな僕は、2日続けて夜通し遊んでるし。愚痴と猥談の夜とバカとアホの夜。まだまだバカとアホの方がしっくりくるんだ。なんでどこだっていつだってあんな風にできないんだろう。秘密がトランプ一つにあるんだっていうなら、僕は全てのアルカナを世にバラまきたいくらいだ。


全部わすれてしまったよ。